母のゆるふわ子育て論
どうやら私の母の教育方針はちょっと変わっていたらしい。
今、ママとして頑張っている方の少しでも参考になればと思い書いてみます。
(ゆるふわ母ですが信憑性はあり)
私の母はとにかく母っぽくない。笑
テスト前に夜勉強していると、「勉強はいいから早く寝なさい」とやや怒られた。
テニス部の朝練へ向かう眠そうな私には「今日ぐらいサボったら?」と
サボりを勧める。
美容専門学校か大学か、進路について相談すると「みきの好きな方にしなさい」と言われ
(本当は美容学校に行きたいことを見透かしているように)
仕事が忙しいと嘆くと「適当にパソコン触って仕事してるふりしとき」と
またサボりを勧める。
普段は全く思わなかったが、今書いてみると本当に母らしくない母だ。笑
振り返ると、私は母に「〇〇しなさい。」
と言われたことがない。
何も決めない、何も口を出さない。
将来のため〜とか
自分のため〜とか
よく聞く、親が子供に言いそうなことはドラマの中だけだと思っていた。
私は子供がいないので、本当の親の気持ちは分からない。
でもきっと親になると子供の幸せを願って、心配で、大好きで
「〇〇しなさい。」という言葉になるんだと思う。
それがもしかすると、子供はプレッシャーに感じたり、反抗したくなったりするのかな。
子供も母が大好きだから。
母の気持ちに応えなきゃ。母にかまってほしいから。
こう書いてみると、ちょっと切ない気持ちになってきた。
両思いなのになかなか気持ちが通じないカップルみたいな。
親に「〇〇しなさい」
と言われると、子供は〇〇が正解だと思ってしまう。
だから失敗したり、ちょっと上手くいかないと全て親のせいにできてしまう。
「親が〇〇しなさいって言ったから!」
「その通りにやったのに上手くいかない!」
「自分がこうなったのは親のせいだ!」
と逆切れして責任転嫁。
親は子供のために、子供は親のためにしたことなのに悲しすぎる。
でも、これは確かに親のせいにされても仕方ないかもしれない。
子供にとって親は完璧で正解だから。
だけど私は母のせいにできない。
「〇〇しなさい」と言われたことがないから。
全部自分で決めたことだから。
でも、全部自分の責任というのはとっても楽しい!
成功も失敗も全部自分のせいにできる。
母に八つ当たりしたり、逆切れすることもない。
逆に、母は私が頑張っているときは応援してくれて、
成功したときは一緒に喜んでくれて、
失敗したときは次頑張ろうとまた応援してくれる。
私の決めたことだから、私の行動や結果に母は責任がない。
だからこそ、ただ純粋に見守って応援してくれるんだと思う。
私は母に応援されながら、自分で決めてきたこの人生にめちゃくちゃ満足している。
自分一人で生きてきたなんて全く思わない。
たくさん支えてもらって、たくさん応援されて、たくさん頼ってきた。
でも、誰かに決められたことは一度もない。
子供の頃は、少ない選択肢の中からでも自分で選んでいたし、
大人になった今は全部自分で選べる。
やっぱり大人って最高だ♡
今、私が自分の人生に満足しているのは本当に母のおかげだと思う。
子供の頃から、自分で選ばせてくれてありがとう。
ただ応援してくれてありがとう。
自分で責任を持てる大人にしてくれてありがとう。
私はまだ親じゃないし、これは一家族の方針なので、絶対とは言い切れない。
でも、子供に選択肢を与えることは人のせいにしない大人になると思います。
この記事が、少しでも子育てを頑張っているママの気が楽になれば幸いです^^
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